2020.12.25
『オンライン資格確認等システム』についてお知らせです
マイナンバーカードの保険証利用の普及にむけた「加速化プラン」「オンライン資格確認の導入(マイナンバーカードの保険証利用) について」の実費補助 令和3年3月末締切
12月22日 厚生労働省 保健局保険データー企画室 大竹雄二室長からお話を伺ってきました。
前日21日に友人の中西祐介参議院議員(財政金融委員会委員長) の勉強会にて、 河野太郎大臣の行政改革におけるグランドスケジュールを聴いてお りましたので、スピード感を持つ内容を実感しております。
厚生労働省では「オンライン資格確認等システム」の仕組みを、 令和3年3月の開始時点で6割程度の医療機関・ 薬局において導入していただくことを目指しています。
そこで、「
ポイント(オンライン資格確認の導入)
1).医療機関・薬局の窓口で、 患者の直近の資格情報等が確認できるようになる。
2)被保険者記号・番号を個人単位(被保険者又は被扶養者ごと) で定める。
3)令和3年3月からマイナンバーカードを持参し、 保険資格の確認をする患者が増えてきます。
ポイント(顔認証付きカードリーダーとは)
1)顔認証で本人確認ができます。
2)暗証番号入力で本人確認ができます。
3)薬剤情報/特定健診情報閲覧に係る同意ができます。
4)健康保険証利用の申込(初回登録)ができます。
医療機関から見たメリット
1)オンライン資格確認を導入すれば、 患者の保険資格がその場で確認できるようになるため、 資格過誤によるレセプト返礼が減り、窓口業務が削減されます。
2) マイナンバーカードでは最新の保険資格を自動的に医療機関で取り 込むことができます。( 保険証でも最小限の入力で取り込みできます)
3)来院・来客前に事前確認できる一括照会。
4)高額療養費等の上限額の把握。
加入者(患者)から保険者への申請がなくても、 限度額情報を取得でき、加入者(患者) は限度額以上の医療費を窓口で支払う必要がなくなります。
5)薬剤情報・特定健診等情報の閲覧。
6)災害時における薬剤情報・特定健診等情報閲覧
患者の方からみたメリット
1) 窓口での限度額を超える医療費の一時支払いが不要になります。
2)データーに基づく診療・薬の処方が受けられます。
3)薬屋特定健診の情報がマイポータルで一覧で閲覧できます。
4)マイポータルからe-taxに連携し、 確定申告が簡単になります。
準備作業のステップ
1)顔認証付きカードリーダー申込み(ポータルサイトで申請)
2)システムベンダへ見積もり・発注
3)導入・運用準備
4) 補助金申請
詳しくは厚生労働省ホームページでご覧ください。
導入に向けての実行支援も行いますので、
開業支援塾21 ファンダー 小川裕司