出口戦略　概要　ハッピーリタイアの必要条件

 

第一に、健康

体を壊してしまったら、いくらお金があっても、

何もすることができません。

クアラルンプールに移住する数年前からジム通いを始め、

移住後は、朝の散歩、週2回テニス、時々ゴルフが日課です。

 

第二に、財政

お金がなくては、何もできません。

お金は、貯めようと思って直ぐに貯まるものではありません。

後述する「複利効果」を最大限享受して、

資産構築に向け、早めのプランが必要です。

移住する国によっては物価が安く、年金で十分生活できる

というようなことも言われてはいますが、

それではハッピーリタイア生活は実現不可能です。

十分な財政的な裏付けを持ちつつ、

日本に比べ、数倍のハッピーさを味わう事を目標にします。

 

第三に、趣味

リタイアしたら、毎日が日曜日です。

マレーシアの住まいには、プールやジム、テニスコートが必ず付いています。

ゴルフは、日本よりかなり安くプレーできます。

しかし、テニスは午前11時には終わってしまいますし、

ゴルフも、昼飯を食べたら解散です。

そのあとの時間をどう過ごすのか。

ここがポイントだと思います。

時間は大量にあります。

何もしなければ、家でダラダラせざるを得ません。

室内でできる趣味、アウトドアでする趣味

時間つぶしの手段を一つでも多く持つ事が肝心です。

ゴルフ大好き人間でも、

365日やっていれば飽きてしまいます。

釣りキチでも、365日釣り糸を垂れていれば飽きてしまいますよね。

 

第四に、相手

一般的には、夫婦揃って移住することになるでしょう。

両方が行きたいという気持ちを共有できなければ、

実現は難しい事になります。

旦那様は海外の経験があるので、海外慣れしていない奥様次第

と云われます。

ただ、海外移住している方のお話を聞くと、

どうもそうではないようです。

移住前に、何回かはロングスティすることになりますが、

そのロングスティしている間に、奥様の方が熱くなり、

逆にご主人を引っ張ることも珍しくは無いようです。

移住した後は、メイドさんを雇うので、

奥様は、掃除・洗濯・料理などから解放されます。

奥様の方に、利が多いのは間違いありません。

 

第五に、柵(しがらみ)

親の面倒はどうするか

先祖代々のお墓の管理は

近所の人の目は

孫の顔が何時でも見たい

後を継いだ息子のことが心配だ

これらの問題は、解決するか、それとも、断ち切るか

何れかをしないと日本を離れることはできません。

思い切りが必要です。