セミナーのご案内

Medi＋～これからの医療と福祉のあり方を考える～

いつもMedi+セミナーをご支援頂き、皆様には厚く御礼申し上げます。 さて、第19回Medi+セミナーが、2017年2月9日木曜日の開催と決まりましたので、その概要と合わせてお知らせ致します。 今回は、上智大学・同大学院教授　黒川由紀子氏をお招きしております。 一貫して高齢者を対象とした心理の臨床・教育・研究に携わって来られた先生には、を「高齢者の体験とつぶやきを活かす：いちばん未来のアイデア」と題しお話しいただきます。 すでに始まる高齢化の時代を軽やかに受け入れるために、高齢者を理解することが、豊かな成熟化社会への鍵となることと存じます。 今回も、活発な意見交換の場となれば幸いに存じます。 皆様のご参加を心よりお待ち申しております。

Medi+代表
中村　毅（医療法人社団東光会　戸田中央総合病院　理事長）
Medi+設立発起人
伊藤　正裕
小川　裕司
醍醐　象器

第19回 Medi+セミナーのご案内

Medi＋～これからの医療と福祉のあり方を考える～
第19回Medi+セミナー　2017年2月9日（木）開催

Medi+セミナー講演　講演時刻　18:30～

『高齢者の体験とつぶやきを活かす：いちばん未来のアイデア』

講演者　黒川 由紀子 氏

上智大学・上智大学院教授

【講演要旨】
健康長寿ナンバーワンの日本に、世界が注目しています。高齢者の体験やつぶやきを聴き、高齢者の世界を理解し、活かすことが求められています。認知症をはじめとする高齢者に回想法・ライフレビューを施行してきた体験、老年心理学をビジネスに活かす試みなどを分かちあいたいと考えています。

講演者プロフィール

黒川由紀子（くろかわ ゆきこ）氏

上智大学・上智大学院教授

【略 歴】
東京大学教育学部教育心理学科卒、上智大学大学院博士課程満期退学保健学博士（東京大学医学部）、臨床心理士お茶の水大学学生相談室相談員、東京大学医学部精神医学教室リサーチレジデント、大正大学特任教授、慶成会老年学研究所所長等を経て現在上智大学・同大学院教授（心理学科・心理学専攻卒業論文で「老年期」をテーマとして以来、一貫して高齢者に関心をもってきた。当時心理学では子どもが主な対象で、「老人は心理学の対象でない」と教授たちに反対され、いよいよ「やるしかない！」と思った。修士論文のテーマは「高齢者と創造性」博士論文は「認知症の人の回想法（人生の物語をきく）」であった。一貫して、高齢者の心理に関する臨床、教育、研究にあたってきた。日本の高齢者ケアの専門家を対象に開催した、ミシガン大学老年学セミナーでは、プログラムコーディネーターを務めた。最近の活動としては、企業における「老年学」（シニアの理解とサービス向上、商品開発に資する）研修、世代をつなぐ試み「孫が祖父母に伝える物語の会」の開催及び本の出版、シニアによるシニアのためのガイドブック作成企画等がある。「シニアがわくわくする世界」は「子どもや大人もわくわくする世界」との視点から、あらゆるシーンで、高齢者の心理への理解が深まることを切望する。
主著に、『いちばん未来のアイデアブック』（編著、木楽舎）『高齢者と心理療法　衣・食・住をめぐって』誠信書房、『回想法　高齢者の心理療法』誠信書房、『百歳回想法』木楽舎（以上単著）、『認知症と診断されたあなたへ』（編著）医学書院、『老年臨床心理学』（共著）有斐閣）などがある。
老舗和菓子店「虎屋」の社長夫人でもいらっしゃいます。

セミナー概要

【お申込み注意事項】 ※ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方に出席いただきますようお願いいたします。 ※後日、お申込み確認メール、ご入場Ticketメールをお送りしますので、内容ご確認ください。 ※ご入金は銀行振込でお願いいたします。（お振込先口座は、後日メールにてお知らせいたします） なお、振込手数　料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください ※領収書をご希望の方はセミナー当日受付にお申し出ください。

セミナープログラム

上記内容は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。