2011.7.1
第2回Medi+セミナー 2011年9月15日開催
埼玉医科大学特任教授 宮山 徳司 氏
セミナーのご案内
Medi+~これからの医療と福祉のあり方を考える~
お陰さまで第1回Medi+セミナー古川貞二郎氏による「リーダーにおける危機管理とは」は、大盛況のうちに初回を飾り、お越しいただいた皆様からも多くの反響をいただきました。有意義な幕開けを迎えられましたこと皆様に深く感謝いたしますとともにこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、次回第2回Medi+セミナーは、「日本の医療はどこへ向かう?」と題しまして、埼玉医科大学特任教授 宮山徳司氏をお迎えし、医療制度と時代背景、医療費の地域格差、医療における地方主権という視点から3回に渡ってご講演頂くこととなりました。
それぞれの焦点の中に見出された問題提起において、対峙し熟思する時間を、是非ご一緒に共有して頂きたく、この第2回も皆様のご参加を心よりお待ち申しております。
Medi+代表
中村 毅(医療法人社団東光会 戸田中央総合病院 理事長)
Medi+設立発起人
伊藤 正裕 (東京医科大学 人体構造学講座 主任教授)
小川 裕司 (NPO開業支援塾21代表理事)
醍醐 象器 (TMG医療福祉総合研究所 所長)
第2回 Medi+セミナーのご案内
Medi+~これからの医療と福祉のあり方を考える~
第2回Medi+セミナー 2011年9月15日(木)開催
Medi+セミナー第1部講演 講演時刻 18:30~
『日本の医療はどこへ向かう? Part1 時代とともにあった医療・福祉制度 』
講演者 宮山 徳司氏 埼玉医科大学医学部特任教授
【講演要旨】
患者の選択に応えられる多様な医療サービスを創出することは、患者の安全と安心を確保し、権利を保障するものです。しかし、併せて患者側の義務と責任によって成立する制度をめざさないと制度そのものが崩壊してしまいます。 現在、医療に求められているものは、患者が必要とする最適な医療ケアを費用対効果も検証しつつ、継続的に提供し続けることのできる仕組みづくりです。 現行の仕組みでは、国民の医療への参加が不十分で、国民側には増加する負担への強い抵抗があります。 5次にわたる「医療制度改革」、麻生政権下における「安心と希望の医療確保ビジョン」、平成21年衆院選における「民主党マニフェスト」、平成22年6月閣議決定の「地域主権戦略大綱」、現在検討されている「社会保障制度と税の一体改革」などは、政治・行政主導の医療改革を強く印象づけています。しかし、日本の医療の向かうべき道筋は見えてきたでしょうか。 質の高い医療を創出し、医療財政の安定的・継続的な運営を確保するには、医療への適切な投資、医療の効率化の推進、財源確保の新たな仕組みづくりが必要です。そして、医療政策は、それぞれの利害を超越したものでなければなりません。 医療政策を担うキープレーヤーは「誰か」を考え、日本の医療構造とそれぞれの想いに迫りながら、日本の医療が向かうべき道筋について、3回にわたり問題提起します。
※今回講演
『日本の医療はどこへ向かう?』Part1 時代とともにあった医療・福祉制度
◇ 制度改革で医療構造は変わったか
◇ 今までの国の主張と国民の反応
◇ マニフェスト・プラン・構想の中身を探る
<第3回Medi+セミナー 2011年11月17日(木) (予定)>
『日本の医療はどこへ向かう?』 Part2 医療費の地域格差から見えること (予定)
◇ 1.6倍にもおよぶ一人当たり医療費格差の背景
◇ 日本の医療七つの不思議
◇ 日本の医療構造とそれぞれの想い
<第4回Medi+セミナー 2012年1月19日(木) (予定)>
『日本の医療はどこへ向かう?』 Part3 -医療における地方主権とは- (予定)
◇ 医療政策を担うキープレーヤーは
◇ 目の前に現れる「バリア」は自治体内部の「壁」
◇ 医療構造改革の方向を探る
講演者プロフィール
宮山徳司(みややま とくし)氏 埼玉医科大学医学部特任教授
【略 歴】
昭和23年4月23日 新潟県長岡市生まれ
昭和46年3月 順天堂大学体育学部健康教育学科卒業
昭和46年4月 埼玉県職員(保健所で衛生教育、医療監視員等を担当)
(本庁で開発途上国公衆衛生支援、県医療計画策定、介護保険等を担当)
平成14年4月 埼玉県健康福祉部医療整備課長
平成17年4月 埼玉県保健医療部副部長
平成19年4月 埼玉県保健医療部長
平成21年3月 埼玉県退職
平成21年4月 埼玉医科大学医学部特任教授
平成18年9月 東京大学医療政策人材養成講座(3期:平成19年9月まで)
現 在
厚生労働省内事業仕分け人
日本マネージメント学会埼玉県副支部長
さいたま市民医療センター地域医療推進委員
東松山市立市民病院改革プラン評価委員 など
新潟県長岡市出身。虚弱体質のため運動を禁止された少年期を過ごす。「38年豪雪」、「39年新潟地震」で、除雪や震災復興に関われないわが身を嘆き、「健康であること」を追求する道を選択。健康は自然、社会、文化、教育、政治、経済などの総和。すべての人々の「健康」を追求することは、人の生き方、社会のあり方、人類のあり方を追求することではないか、そんな想いで「健康を科学する!」日々を送っている。「もう敵わないなあぁ」と思いつつ、今は高校球児OBとともにソフトボールで汗を流す日曜日。丈夫になった自分自身に感動し、すべてに感謝している。
セミナー概要
【日 時】 | 2011年9月15日(木)18:25~20:00【受付開始17:50~】 |
【講 師】 | 第1部講演 埼玉医科大学医学部特任教授 宮山 徳司 氏 |
【場 所】 | 『富士ソフト アキバプラザ』 6F セミナールーム *会場へは、エレベーターE、Fを必ずご利用ください。東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
JR線 秋葉原駅 中央改札口より徒歩2分 |
【定 員】 | 50名 ※定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承くださいませ。 |
【会 費】 | 3,000円 (お食事付) |
【その他】 | 当日は、お名刺を必ずお持ち下さいますようお願いいたします。 |
【お申込み注意事項】
※ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方に出席いただきますようお願いいたします。
※後日、お申込み確認メール、ご入場Ticketメールをお送りしますので、内容ご確認ください。
※ご入金は銀行振込でお願いいたします。(お振込先口座は、後日メールにてお知らせいたします) なお、振込手数 料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください
※領収書をご希望の方はセミナー当日受付にお申し出ください。
セミナープログラム
17:50 | 受付開始・開場 |
——– お食事——— | |
18:25 | Medi+代表挨拶、およびMedi+セミナー講演者のご紹介 中村毅(医療法人社団東光会戸田中央総合病院理事長) |
18:30 | 第2回Medi+セミナー 「日本の医療はどこへ向かう? Part1 時代とともにあった医療・福祉制度 」 宮山徳司氏 (埼玉医科大学医学部特任教授) |
19:40 | 全体ディスカッション |
20:00 | 閉会 |
—— 閉会後、お名刺の交換等、意見交流の時間を予定しております ——— |
上記内容は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。